渋沢史料館

3/29、東京都王子にある渋沢史料館に行ってきた。桜の名所である飛鳥山の一角。ちょうど桜も満開で、いい時季に訪れることができた。

渋沢栄一。明治時代を代表する人物としては、例えば、伊藤博文や山県有朋などといった政治家や森鴎外・夏目漱石などの文豪が思い浮かぶ。だけど、「資本主義」というキーワードを考えると、この人こそ明治・大正を代表する人物なのかもしれない。

渋沢は日頃、「道徳経済合一説」を唱えていた。これは、生産殖利つまり金儲けと、仁義道徳は両立するという説であり、裏返していえば、「清く貧しく」が人間の理想ではない、ということになる。こうした渋沢の思想は、マックス・ヴェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神を比較すると面白いかもしれない。また、慈善活動に熱心な点は、ウォーレン・バフェットと比較できるかもしれない。