日常生活ー『皇軍兵士の日常生活』

Amazon

皇軍兵士の日常生活 (講談社現代新書)

歴史史料をもとに、日本軍の日常生活を明らかにしている本。

軍隊というと、とにかく非日常的な空間と考えてしまう。しかし、集団生活における人間関係や食事などをみれば、そこにあるのはやはり「日常」なのである。私たちがふつうに体験する学校や職場の集団生活と同じように、理不尽に叱られたり、学歴や勤め先がものをいったり、食事の分配などといったしょうもないことが当事者にとっては重要であったりする空間なのである。もちろん、程度の差はいろいろだろうけど。

ただしふつうの違うのは、人を殺したり、自分が死んだりすることが目の前にあること。そうした状況でも人間や組織は、平等や正義や規律に目覚めるわけではないのだ。

本書と例えば水木しげるの戦記物と一緒に読めば、日本軍での日常生活のイメージを具体的につかめるかもしれない。

Amazon

総員玉砕せよ! (講談社文庫)


水木しげるのラバウル戦記 (ちくま文庫)
幽霊艦長 (ちくま文庫)

そこで得られる結論は、やはり戦争をしてはいけないということである。

人と人のドラマー風雲児たち(2)

Amazon

風雲児たち (4) (SPコミックス)

『風雲児たち』の3巻おわりから4巻はじめは、壮絶な「宝暦治水伝」、時代がワープして1753(宝暦3)年から1755(宝暦5)年が舞台になっている。そしてそのあとは、前野良沢杉田玄白平賀源内田沼意次林子平高山彦九郎工藤平助中川淳庵・・・といった個性の強い人物が次から次へ登場し、ドラマを織り上げていく。

人は出合い そしてまたわかれる

その離散集合のくり返しが 人と人の歴史をつづってゆく

人は生きる 己れにしかない個性をひっさげて

(『風雲児たち』(リイド社)4巻、P.291-P.292)

保科正之ー風雲児たち(1)

Amazon

風雲児たち (3) (SPコミックス)

最近、『風雲児たち』に読みふけっている。知る人ぞ知る、江戸時代を舞台にした大河ドラマ漫画。笑いあり、涙あり、お色気あり、そして何より知識欲を存分に満たすことができる。

この漫画に登場するあまたの風雲児たちの中で、序盤、特にさわやかな印象を残すのが保科正之

作者は、江戸時代について次のように語る。

それまでの日本人にはけっしてなかったヒクツなヒクツな人間が作りあげられていく・・・最悪といいたくなるほどの時代であった

しかしそれでもなお・・・

その底からつきぬけてくる五月の風のようなさわやかな一面を否定することはできない

それは中世ヨーロッパの暗黒とは比べようもない明るい世界である

(『風雲児たち』(リイド社)3巻、P.161-P.162)

『風雲児たち』で保科正之の生涯を読みふけったあとは、こうした言葉が実感を持って感じられるのである。

xfy Blog Editorをインストール

xfy Blog Editorの新しいバージョンが5/12にリリースされたので、Mac OS Xに入れてみた。Macは、今年出た最新のMac miniにメモリ4GB。動作が重く感じることが多いxfy製品も、快適に使えるのではないかと期待が高まる。

LE無償版をダウンロードし、Finderで「アプリケーション」フォルダにコピー。そして起動すると・・・次のエラー。

[アプリケーション-ユーティリティ-Java-JavaPreferences.app]を起動して、Javaの設定を変更する必要がある。

「Javaアプレットのバージョン」と「Javaアプリケーションのバージョン」でそれぞれ、Java SE 6を最優先(いちばん上)にする。これで、xfy Blog Editorが起動できる。

Javaアプリケーションは、作る人はラクできるのかもしれないけど、使う方はいろいろ面倒だと思っていた。今回の件では、その思いがさらに強くなった。

起動して、動作テストもかねてこのブログ記事を作成した。動作の重い場面はだいぶ少なくなっている気がする。