プレビュー 2015/9/12 鹿島対G大阪戦

好調鹿島が王者G大阪に挑む試合、
そう考えたいです。

今のG大阪には、Jリーグで
やや不調なようにも見えますが、
昨年3冠の王者にふさわしいサッカーを
していると思います。

そうしたチームと戦えるのはうれしいことだし、
倒しがいのあるチームであるといえます。

予想布陣

鹿島の予想布陣は、次のとおり。

GK: 曽ヶ端
DF: 西、青木、ファン、山本
MF: 山村、小笠原
    遠藤、カイオ
FW: 金崎、土居

G大阪の予想布陣は次のとおり。

GK: 東口
DF: 米倉、岩下、丹羽、藤春
MF: 遠藤、今野
    倉田、阿部
FW: 宇佐美、パトリック

鹿島は、DF昌子の故障離脱と、MF柴崎の出場停止が残念。

とくに昌子は、G大阪とは深い因縁をもつ選手であり、
昨年2014/10/5の試合では怪我をおしての出場、
今年6/3の試合では本来のCBではなく左SBでの出場でした。
それを考えるとなお、本人は無念でしょう。

とはいえ、昌子がG大阪線で活躍する機会は今後も多くあるだろうし、
今回は代役の好調・青木に期待したいです。

年齢構成

両チームとも、ボランチの2人も含めたDF陣は中堅・ベテランでバランスのよい年齢構成。
9/12時点での年齢は、次のとおり。

曽ヶ端	36
西	28
ファン	26
青木	32
山本	30
小笠原	36
山村	25
--------------------
平均	30.43
標準偏差	4.47
東口	29
米倉	27
岩下	28
丹羽	29
藤春	26
遠藤	35
今野	32
--------------------
平均	29.43
標準偏差	3.10

一方、前線には両チームとも若手選手を揃えています。

遠藤	27
カイオ	21
金崎	26
土居	23
--------------------
平均	24.25
標準偏差	2.75
倉田	 26
阿部	 26
宇佐美	 23
パトリック 27
--------------------
平均	25.5
標準偏差	1.73

守備陣、攻撃陣とも、両チームが同じような
年齢構成なのは興味深いところ。

鹿島は植田、G大阪は西野と、
U-23の中心となるセンターバックの選手を
擁している点も両チームに共通します。

山村

さて、鹿島守備陣での注目は、
ボランチの山村選手。

石井監督就任後にセンターバックから
ボランチにコンバートされ、
出場機会が増えています。

なかでも、9/6のナビスコカップ対FC東京戦は、
強さを生かしたボール奪取、中盤でのパスの起点と、
素晴らしい出来。

高い攻撃力を持ち、実績のある遠藤・今野の
ボランチコンビを擁するガンバ大阪相手に
優れたプレーを継続できるか、真価が問われます。

ここで勝利につながるよいプレーをすれば、
さらに上のレベルにあがれる予感がします。

流通経済大学時代の山村は、ともすれば自由を
はき違えたりさまざまな誘惑に負けたりするような
環境にあって、周囲から一目置かれるほど
真剣にサッカーに取り組んでいたそうです。

鹿島アントラーズ入団後も、
昨年など出場機会を得らなかった時期も、
他チーム移籍などの選択はとらず
じっと耐えた山村選手。
きっとその間も真剣にサッカーに
取り組んでいたんだと思います。

そんな山村選手の努力が実を結ぶことを期待しています。

土居

鹿島攻撃陣の注目は、土居。

土居にはこの試合で発奮すべき理由が3つあります。

  1. G大阪ディフェンス陣へのリベンジ
  2. 不調だったFC琉球戦からの立ち直り
  3. 同年のライバル、宇佐美

1. G大阪ディフェンス陣へのリベンジ

土居は、昨年2014/10/5のホーム・ガンバ戦で65分、
目の覚めるようなダイレクトのスライディングシュートを決めました。
また、鹿島の先制点となる赤崎のゴールシーンも土居のパスが起点でした。
この試合、結局2-3で鹿島が敗れたことは、
2得点とも美しいゴールシーンだっただけに、
よりいっそう無念でした。

しかし、前回6/3のG大阪戦では、相手から研究、マークされて
いたこともあってか、土居が消えていた時間が長く、
チームも0-2と完封負けに終わりました。

石井監督に替わって以来好調の鹿島のなかで土居は、
先発出場したときには中盤とフォワードのポジションを
自由に行き来する「1.5列目」、途中出場したときには
積極的にゴールを目指すスーパーサブという2つの役割を
よく果たしています。

そうしたプレーがG大阪戦でもみせられるか、注目です。

2. 不調だったFC琉球戦からの立ち直り

9/10のFC琉球戦で鹿島は3-1で勝利したものの、
内容的には格下の相手に攻められている時間も長く、
優れた内容と手放しでいえる内容ではありませんでした。

田中滋・鹿島アントラーズ番記者はこの試合について、
「ゆるい」と評しています(有料記事)

G大阪戦では、ぜひともこうした批判を見返してほしいです。

3. 同年のライバル、宇佐美

土居と宇佐美は、ともに1992年生まれ。

小さい頃から天才少年と騒がれ、昨年のG大阪3冠王への貢献、
今期もここまでトップの16得点、日本代表選出など、
派手に活躍する宇佐美。
それと比べると、土居の活躍は地味に見えます。

しかし、守備も含めたチームへの献身や周囲を生かす能力、
スタミナなど、宇佐美とは異なる良さが土居にはあります。
このまま自身の得点数で宇佐美に追いつくのは
むつかしいかもしれないが、まわりのカイオや
遠藤、金崎などを生かし、あるいは彼らに生かされながら
プレーすれば、チームとして宇佐美たちを
上回る攻撃をすることは十分可能なはず。

ここで大いにアピールし、日本代表に土居が
選ばれるきっかけにしてほしいです。

以前の鹿島アントラーズ同様、今の日本代表には
停滞している印象があります。
日本代表が停滞から脱するために必要な選手の一人は、
チームへの献身と個の能力を兼ね備えた土居聖真選手だと
思うのです。

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